RTMP の配信リクエストへの応答を独自の処理で置き換える
Castify の通常の配信フローでは 配信と視聴を行う で説明されているように、まず Broadcast を作成した上でそれに対応した配信先の URL を取得し、配信ソフトなどにその URL を設定して配信を行います。
このフローには以下のような問題があります。
- あらかじめ Broadcast を作成しておく必要がある
- Broadcast が変わるたびに配信先の RTMP のエンドポイントが変化する
これらに対処するための仕組みとして Castify では各プロジェクトに固定の RTMP URL を割り当てており、その URL に対する配信リクエストは Webhook でカスタマイズできます。
`rtmp://sink.castify.jp:1935/castify/${PROJECT_ID}?val=${USER_DATA}`
上記のような URL に対して配信を行うと Castify はプロジェクトに設定されている onRTMPPublish を呼び出します。この Webhook はプロジェクトに属する任意の Broadcast を返すことができ、それが実際の配信先に置き換わります。